2016年08月02日

地域の中でできること

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 地域包括ケアシステムと耳にする機会が増えていますが、一般病院の当院ではどこ吹く風で、少し社会の流れから離れているような気がしています。
 数か月前に地元の開業医の先生から「地域と連携した嚥下チームを作りたい」とお話がありました。病院の許可のもと地元の歯科医師、院内の耳鼻科医師、歯科口腔外科医師、放射線科、栄養科、STでチームが発足されました。外来の嚥下障害の患者様に対し耳鼻科または歯科口腔外科を受診していただき、VE、VFと評価を行い必要に応じて食形態や栄養の指導、STが訓練や指導を行う流れになります。
 冬場になると肺炎で入院される患者様が多く、以前の食事形態に戻す前に退院してしまう場合もあります。また最近では在宅や施設からの嚥下障害の患者様について問い合わせもあり、渡りに船!でした。
 人との出会いは一期一会ですが一人でも多くの方の「安全に楽しく食べる」を地域の方と連携して、陰ながら支えていくことができたらと野望を抱いております。

山梨赤十字病院 リハビリテーション部
深澤 有里先生
posted by st_yamanashi at 19:59| Comment(0) | gadget | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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