2017年08月09日

急性期病院におけるABCDEsバンドルの活用

ABCDEs.jpg 
 当院では「ABCDEsバンドル」を用いて、早期リハビリテーションの充実を図っています。「ABCDEsバンドル」とは、人工呼吸器装着患者の管理で、せん妄とICU-Aquired weaknessを予防するためにABCDEsを頭文字とする管理をバンドル(束=全部やる)でやってみようという概念です。「A:自発的覚醒を促す」「B:自発呼吸トライアル」「C:適切な鎮痛薬・鎮静薬の選択」「D:毎日のせん妄モニタリング」「E:早期運動、リハビリテーション」「s:質の良い睡眠」を表しており、リハビリテーションでは「E」の項目に従来の運動面へのアプローチのみでなく、ST視点からの摂食嚥下機能訓練、高次脳機能訓練を盛り込んだ内容にて当院オリジナルの「ABCDEsバンドル」を用いて運用しています。適応に関しては、毎週の救命センターとの合同カンファレンスの中で医師・看護師・リハビリスタッフにて検討し、最適な段階設定を行っています。当院も導入して間もない為、改訂を加えながらの運用ではありますが、算定上介入が困難な症例に対しての早期リハビリテーション導入を図る手段として有効的だと考えています。


山梨県立中央病院
中嶋 崇博
posted by st_yamanashi at 20:03| Comment(0) | idea | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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