2017年08月09日

急性期病院におけるABCDEsバンドルの活用

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 当院では「ABCDEsバンドル」を用いて、早期リハビリテーションの充実を図っています。「ABCDEsバンドル」とは、人工呼吸器装着患者の管理で、せん妄とICU-Aquired weaknessを予防するためにABCDEsを頭文字とする管理をバンドル(束=全部やる)でやってみようという概念です。「A:自発的覚醒を促す」「B:自発呼吸トライアル」「C:適切な鎮痛薬・鎮静薬の選択」「D:毎日のせん妄モニタリング」「E:早期運動、リハビリテーション」「s:質の良い睡眠」を表しており、リハビリテーションでは「E」の項目に従来の運動面へのアプローチのみでなく、ST視点からの摂食嚥下機能訓練、高次脳機能訓練を盛り込んだ内容にて当院オリジナルの「ABCDEsバンドル」を用いて運用しています。適応に関しては、毎週の救命センターとの合同カンファレンスの中で医師・看護師・リハビリスタッフにて検討し、最適な段階設定を行っています。当院も導入して間もない為、改訂を加えながらの運用ではありますが、算定上介入が困難な症例に対しての早期リハビリテーション導入を図る手段として有効的だと考えています。


山梨県立中央病院
中嶋 崇博
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2017年07月07日

〜ちょっと便利と思うもの〜

その1.患者様との会話の話題を考える際、その方の時代背景を振り返ることがあります。話題となったニュースやその時代に流行った歌などを調べるために、インターネットを利用される方も多いと思います。「昭和の名曲/年代流行」というサイトでは、1950年代からの流行歌が紹介されており、動画でみられるものもあります。歌だけでなく、いわゆる、さまざまな流行ものが見られますので、一度ご覧になってみて下さい。
その2.また、漢字の書字訓練の際に、運動覚を頼りにするため、書き順に重きをおいている方もいらっしゃると思います。患者様のお名前などでは書き順がうろ覚えのことも多く、私は「常用漢字筆順辞典(無料)」というアプリで、患者様と一緒に書き順を確認しています。漢和辞典や漢字ドリルにも書き順が載っていますが、このアプリだと大きな文字で1画ずつ見やすいのが利点だと思います。

山梨リハビリテーション病院
萩原 由香
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2017年02月07日

「ことばや笑顔を引き出すきっかけは身近に」

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 峡南地域・早川町の西山温泉の奥に奈良田という部落があります。長らく周囲と隔絶された秘境であった為、同じ早川町内の人でも理解できない独自の方言が今も残っており「方言の島」とも言われています。1250年くらい前に、奈良から考謙天皇が8年間療養に来られていたという伝説もあります。アクセントは山梨のほとんどは東京型に対して、この地域は京阪型が使われています。意外に楽しく簡単にコミュニケーションツールとして引用出来たのが、この「奈良田の方言」でした。90歳を過ぎた患者様と奈良田のビデオを観ながらコミュニケーションを図ると「この歳で身近にこんな言葉があったなんて知らなんだ。勉強になった。楽しかった。」といつもは見られないことばや笑顔を見せて下さる患者様が多いことに驚いています。
 患者様からことばや笑顔を引き出すことは、STにとってとても大切なことであり、日々の情報を把握しておくことも欠かせません。しかし、患者様からことばや笑顔を引き出すきっかけは案外身近にあることを教えて頂いております。


しもべ病院
井上 仁


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