2017年07月07日

〜ちょっと便利と思うもの〜

その1.患者様との会話の話題を考える際、その方の時代背景を振り返ることがあります。話題となったニュースやその時代に流行った歌などを調べるために、インターネットを利用される方も多いと思います。「昭和の名曲/年代流行」というサイトでは、1950年代からの流行歌が紹介されており、動画でみられるものもあります。歌だけでなく、いわゆる、さまざまな流行ものが見られますので、一度ご覧になってみて下さい。
その2.また、漢字の書字訓練の際に、運動覚を頼りにするため、書き順に重きをおいている方もいらっしゃると思います。患者様のお名前などでは書き順がうろ覚えのことも多く、私は「常用漢字筆順辞典(無料)」というアプリで、患者様と一緒に書き順を確認しています。漢和辞典や漢字ドリルにも書き順が載っていますが、このアプリだと大きな文字で1画ずつ見やすいのが利点だと思います。

山梨リハビリテーション病院
萩原 由香
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2017年02月07日

「ことばや笑顔を引き出すきっかけは身近に」

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 峡南地域・早川町の西山温泉の奥に奈良田という部落があります。長らく周囲と隔絶された秘境であった為、同じ早川町内の人でも理解できない独自の方言が今も残っており「方言の島」とも言われています。1250年くらい前に、奈良から考謙天皇が8年間療養に来られていたという伝説もあります。アクセントは山梨のほとんどは東京型に対して、この地域は京阪型が使われています。意外に楽しく簡単にコミュニケーションツールとして引用出来たのが、この「奈良田の方言」でした。90歳を過ぎた患者様と奈良田のビデオを観ながらコミュニケーションを図ると「この歳で身近にこんな言葉があったなんて知らなんだ。勉強になった。楽しかった。」といつもは見られないことばや笑顔を見せて下さる患者様が多いことに驚いています。
 患者様からことばや笑顔を引き出すことは、STにとってとても大切なことであり、日々の情報を把握しておくことも欠かせません。しかし、患者様からことばや笑顔を引き出すきっかけは案外身近にあることを教えて頂いております。


しもべ病院
井上 仁


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2016年12月06日

地域包括ケアシステムを意識したSTの活動

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 当院では、平成28年4月より山梨市から「在宅医療連携拠点事業」を受託し、活動を進めています。この事業は在宅医療を提供する機関を連携拠点として、多職種協働による在宅医療の支援体制を構築し、医療と介護が連携した地域における包括的かつ継続的な在宅医療を目指す事を目的としています。
 先日、この事業の中の会議・学習会で保健師・ケアマネージャーと話をする機会がありました。「地域に多くの摂食嚥下障害者・家族が日々悩みを抱えて生活しています」という内容で、地域でSTの介入を待ってくれている人が多くいる事を実感しました。私からは、予防的観点からもSTの存在を多くの方に知って頂き、地域住民と一緒に取り組みたいとも伝えると、ある地域のサロンに参加のお誘いを頂けました。地域リハに参画できる第一歩でした。
 今回お伝えしたいのは、成人・小児問わず、担当患者が退院される時など地域の保健師や介護・療育に携わる職種の方と連携し合う機会がある場合に積極的に声をかけて自身の働く・住む地域の事をまず知る事。更に、担当患者が地域包括ケアシステムという大きな枠組みの中で生活する事を視野に入れた介入を意識するという事ではないかと感じています。

山梨市立牧丘病院
和泉 裕二

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