2015年06月29日

患者さんへの話し方・接し方について

 甲府脳神経外科病院の小澤です。私事ですがH25年に出産し現在育児と仕事の両立目指して頑張っています。さて、その際1ヶ月以上の入院生活を過ごしました(多胎児であったためですが)。今までは病院というと“職場”“風邪等で時折訪れる場所”であったところへ“入院患者”として長期に入ることとなり、今までとは違った目線で見ることが出来ました。またある出来事からはSTとしても考えることがありました。それは私の担当となった看護師さんの話し方でした。私とは同年代かもしくは少し若い方のようでしたが、小さな子供に喋りかけるような話し方で私に接するのです。
おそらく優しい声で、緊張をほぐすつもりでそのように話しかけてくれているのだと思ったのですが、こちらは何とも馬鹿にされているような気分がしたものでした。
 そこで思い返してみると、私たちは仕事に慣れてくるとつい、「指導者と患者さん」という立場に慣れてしまい偉そうな話し方や逆に猫なで声のような接し方になっていないでしょうか。成人部門では多くは自分より年齢が高く、人生経験も多い方を相手に訓練を行っています。そのような方たちに対し尊敬の気持ちを忘れずに一人の大人として接することを忘れてしまっては、信頼関係も気づく事はできないと思います。
 改めて患者さんという立場になって感じた事を意識しながら現在は日々臨床業務を行っています。
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2015年05月04日

咳テスト導入しました

 石和温泉病院の青柳です。昨年度から当院の嚥下スクリーニング評価に咳テストの項目を追加しましたのでご紹介します。既に実施されている病院もあるかとは思いますが、このテストは咽頭知覚を評価し、不顕性誤嚥の検出としてその有用性が高いとされています。何といっても検査は簡便で、メッシュ式ネブライザーにクエン酸を入れて口から吸ってもらい咳が出るかどうか評価します。30秒以内に1回でも咳が出たら問題なし、咳がないと不顕性誤嚥の疑いがあるとなります。ちなみにSTスタッフでは9名のうち7名は咳が出ました。実際に使用してみると、検査の準備・片付けに手間がかかることや、指示通りに息を口から吸ってもらえずマスクを使用することが多いなどの感想がありました。当院では迅速かつ的確に検査が行えるよう、1%濃度のクエン酸溶液を作る際、1回に作りやすい量(0.2g)のクエン酸をあらかじめ薬局に依頼して個包装にしておくことや、洗浄・保管用の専用容器を用意するなど、準備から片付けまでの簡易マニュアルを作製し、スタッフがいつでも確認できるよう徹底しています。
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2015年03月14日

1名から始めるチーム連携

当院は一般病床250床、療養病床50床、感染症病床4床・ICU4床の総合病院です。
平成21年度より言語聴覚療法を開始しています。現在、STは1名です。
1名のみですので、多職種との連携が課題となります。全入院患者さんに介入していく為には、脳神経外科、神経内科、耳鼻咽喉科をはじめ、内科、外科、整形外科、循環器の各医師、看護師と連携していく必要があります。そのため、STから積極的にコミュニケーションをとり連絡・相談をしていくことを心掛けています。今では、医師、看護師の方からお声をかけていただくことも増えてきました。ST訓練の必要性を御理解頂ける様になり、依頼患者数は増加し、入院初期から訓練を依頼していただけるようになりました。また、当院では多職種が集まる委員会があります。NST委員会、口腔ケアリハビリ委員会に、STも参加しており、業務の相談・連絡をする場となっています。ST1名でできることは少ないと感じています。相談・連絡の場を多く持つことが臨床上の工夫ではないでしょうか。

富士吉田市立病院
舟越 誠治
posted by st_yamanashi at 16:19| Comment(0) | idea | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする